第28章

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《『浩二、どうしたの?』》 おねぇさんの声も聞こえて…… 「お兄ちゃん?聞いてる?」 《えっ、あっ、あぁ…》 お兄ちゃんが住んでる場所を言えと言うので伝えた。 明日、お昼に行くからと…… 電話が切れた。 ガチャ… ドアが開いて、翔が入ってきた。 「どうかしたのか?」 「それが…」 お兄ちゃんとのやり取りを伝えた。 「…明日、来るのか?」 コクンと頷くと『わかった』と…… 「心配しなくていい…お兄さんにも会わなきゃだしな」 不安だったけど、翔は受け止めてくれた。
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