第28章

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「美帆にも伝えなきゃとは、思っていたんだ… まさか、妊娠して、結婚するとは知らなくて、親父達も、出てくるとしか言わなくて… 昨夜は焦ったんだ…」 「アハハハ……」 どんなに焦ったんだろう…お兄ちゃん。 4月だったら、美佐と同じ時期に出産か…… 「結婚式は?」 「6月だから大丈夫だ…」 「俺と修は式場で聞いてたんだ…お父さん達から…」 えぇ……。 「こっちにいるのが多くなるという事と、孫も生まれるから、わし等もあっちの家を売って、こっちに住むつもりだ…浩二達と。」 正月に、そんな話もしてたとも知らなかった。 「うん、そっかぁ…おねぇさんは、いいの?同居…」 いいのかなって気になった…… 「うん、私が言い出したの…同居の事…」 そっかぁ…だったらいいんじゃないのかな?
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