第32章

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ベランダのお兄ちゃんも気がついて… 「めむ、危ないから…抱っこはやめ…」 「まぁまぁ、糸井さん。 やはり、おねぇちゃんですね… 娘も泣き止んでますし…」 焦る、お兄ちゃんに止めに入った課長。 「ほんと、綾が懐いたみたいよ…稔」 「そうだな…おねぇちゃん達を見て笑ってるもんな」 キョロキョロと目で追っている姿が可愛い。 仕舞いには課長が“綾たん良かったでちゅねぇ”って言い出して… プッ、本当だと思いながら笑った。 3姉妹は起きてる赤ちゃんの傍を離れなかったのはいうまでもなく、お開きまで楽しんだ。 課長や美佐夫婦が帰って、お母さんが迎えに来るまで、お兄ちゃんと翔と修さんは飲んでいる。 「お兄ちゃんも、課長みたいな言葉言うの?」 聞いた私にみむちゃんが『パパも言うよ』と… 「おい、みむ」 暴露されて焦る、お兄ちゃんが面白い。
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