第32章

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結婚式から2ヶ月。 いよいよ志保は臨月。 私も産休に入り、家にいる。 性別も聞いてないけど、修さんの両親と私の両親がベビー用品を揃えてはもってきてくれたりしている。 大きい物を買ってくれたおかげで助かっている。 「美帆、今日は、お昼どうする?」 昼間は、2人だから、いつもどっちかの部屋にいる。 「そうだねぇ…暑いし、そうめんでよくない?」 「そうしようか」 2人だと簡単に決まる。 ピンポーン… チャイムが鳴った。 誰だろう? 玄関に向かうと―――― 「ヤッホー、来ちゃった」 美佐が赤ちゃんと玄関にいた。
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