第32章

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「まぁ、そうなんだけど――- やっぱりさ、娘と同級だと気になるじゃない…」 “フギャーフギャー” 泣き出すと『ごめん』と言って、ポロッとおっぱいをだし、飲ませ始めた。 「美佐は、ずっと母乳?」 「うん。泣けば飲ませられるし、出ないわけじゃないからね… デモね、旦那は、俺のを取られたって言うんだよ…」 「えぇ、課長が―――」 信じられないんですけど… 「あっ、でも、うちの部長も言ってたそれ…」 志保の課の部長さんの旦那さんは社長さん。 今は1歳になる息子さんがいるって…… 「きっと、2人の旦那も変わるわよ…」 ゲラゲラと笑う美佐…… それだけじゃないらしく、“赤ちゃん言葉になるわよ”と… 想像出来ない……
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