act.2 火蜥蜴~サラマンダー~

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もう一度、スタンガンを腹に押し付けられ―― 「うあぁぁぁ!!」 あまりの激痛に声が上がる。 「何が目的?」 男が私の髪を掴んだまま、顔を引き寄せ、耳をあまがみする。 「まぁ、どうでもいいけど。僕は楽しめればね、それで良いから」 また、腹に押し付けられ。 バチバチと嫌な音が響く。 激痛で意識が飛ぶ。 男が私の髪から手を離した。 ドサリと。 ベッドに身体が沈む。 男がニヤニヤと笑いながら、ベッドの上で呻く私の両手首を掴み、頭の上に押さえつけた。
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