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『女を抱くとき――その女を痛めつけないと勃たない――サディスト』
殴る蹴るは当たり前。
ひどい時は、針で刺したり、火で炙ったり。
立ってるだけで女は寄ってくるが――当然、女たちは逃げる。
逃げられるならまだまし。
壊されてしまう女だっている。
そうして噂が立った。
『あの男はヤバいから相手にするな』
男の相手をする女が居なくなると、今度は金を使って集めさせ――。
行き着いた場所は、完全会員制の高級クラブ。
女を買い、痛めつけ、壊した。
それも一人二人ではなく、何人も。
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