第33章

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服を着替えると、数日の荷物を纏めた。 1人で考えたかった。 荷物を持つと、タクシーを呼び、エントランスに下りた。 【志保へ 少しの間、留守にするけど、出産を頑張ってね】 メールを送ると電源を落とした。 ・・・そして、タクシーに乗り込むと実家というか、兄の家に向かった。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ピンポーン チャイムを鳴らすと義姉が出て来た。 「いらっしゃい…どうしたの?」 「しばらく置いてくれない?」 「いいわよ…さぁ、あがって…」 『お邪魔します』とリビングにはお母さんと雷牙君がいた。 お父さんは夏休みのめむちゃんと出かけていた。
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