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「ふんっ……くっ!!……あぁぁ~む」
伸びをしながら、あくびをする。
眼にじわりとたまった涙をそのままに、机の上に肘をつき――
「……………暇や」
そうボソッと呟くと、一緒に居た男がジロッと俺を睨み付けた。
――だって、しゃあないやん。マジで暇なんやもん。
カイトくん……暇すぎて、超おねむや。
だいたい、ちまちまちまちま……
モニターのチェックっちゅうのが性にあわんねん。
つか、こんなんチェックしても来るときは来るねん、こいつら危機感っちゅうか危機管理っちゅうか、認識が甘いねん。
そもそも、何で俺がこんなことまで、せなあかんねん!!
これ、明らかにそっちの仕事やないかい!!
俺、スタッフサービスの派遣ちゃうねんぞ!!
いろいろ考え出すと、だんだんイライラしてくる。
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