act.15 再会

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……ノリで仕事を請け負ってきたんだとしたら、俺が可哀想すぎるわ!! いろいろ考えながら歩いているうちに、ボスの部屋の前についた。 見張りの男が一人。 俺を認めると、無言で近づいてきた。 「あー……。新人の……カイトです。ボスが呼んでるっていうから来たんすけど……」 ……てか、なんで俺まで新人とか言うてんねん!! 思わず、一人ツッコミを心の中でする。 見張りの男が無線らしきものでやり取りをし、無言のまま、顎で「行け」と促した。 「……どうもどうも」 おどけながら、ボスの部屋の扉を開け、そのまま部屋に入った。 広い――豪奢な部屋の中。 真ん中にある、ブランド家具のソファーにふんぞり返って座っている恰幅の良い男と。 それを取り囲むようにして立っている目付きの鋭い男たちが三人――。
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