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わからない――。
けれども、苦痛の中に与えられる快楽に。
応えてしまう自分が居て……。
「快楽で……お前を縛りつけてやる。過ぎた快楽がどんなものか……。二度と俺から離れようなんてバカなこと考えないように、徹底的に快楽で責めてやる」
佐多の手から逃れようと、身体ごと捩って抵抗するが、押さえつけられ、服の中に手が滑り込まれ――。
「……嫌!! 離して!!」
「そう言われて素直にやめるバカがどこにいるよ?」
「それに……」と――
ズボンのボタンを外され、手が中に入れられる。
「身体は嫌がってないようだが? あ?」
ギュッと一番弱い部分を摘ままれ――
「ああ!!」
叫びに近い声をあげてしまう。
「……いちいち煩い女だな」
蔑むように佐多が言いながら、ネクタイを外した。
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