第5章

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1人暮らしなのに、広かった。 2人で出されたお酒を飲んで、彼は送ってくれた。 帰る前に『いつでも来てていい』と言って合鍵をくれた。 大事に鞄にしまった。 外で食べるより、家で過ごせたらいいなって思う。 2人でいる時間が楽しいから――― 送ってくれて車を降りたとき、『明日、マンションに先に行っててもいいですか』?と聞いたらいいって・・・ だから、私は明日は手料理をつくろうって思う。 でも、まさか、元カノがいただなんて、思わなかった。 私の“せい”で、別れただなんて知らなかった・・・
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