第6章
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「それは、あなたが、避妊させなかったの?」 「違います。徹がそう言ったからで・・・」 こんなやり取りをしていると 「ただいま、幹江、誰か来ているのか?」 帰ってきた徹が言いながらリビングに入ってきた。 助かったと思う。 「ただいま・・・っ・・・」 まさか、彼女がいると思わなかったのだろう・・・ だけど、彼は『何しに来た・・・別れただろうが』と低い声で言い放った・・・
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