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俺は勤務に就いて、幹江は家に戻った。
マンションではなく、自宅に。
でも、この夕食で驚く事になるとも知らなかった。
「なぁ、北山、さっきはありがとうな」
「いや、お前等が帰った後に、嫁がさっ『彼女におめでとうと無事に生まれてよかったです』って聞いたら俺も嬉しくって、役にたちたいと思ったんだ・・・」
「あいつも嬉しかったと思う」
「そうか、風当たりは強いだろうけど、がんばれや！俺も力になる」
「あぁ、サンキューな」
強い味方をつけたと思うよ・・・俺。
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