第10章
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初出勤から1ヶ月。 幹江の様子が可笑しい。 なにかあるのか? 問うが答えない。 だから、見守ろうと思っていると――― 「須山先生、ちょっといいですか?」 若いドクターに呼ばれた。 ドクターが言うには、昨日の帰りに数人の看護師に幹江が囲まれていたと。 ドクターは1人にさせない方がいいと言うものだった。
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