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「院長が戻り次第、決めます。
俺は幹江の命も、子供の命も危ないので、警察に届けたいですが・・・」
「「えっ!?」」
事務長も婦長も妊娠の事は知らなかったようだ。
「とにかく、落とされた階の看護師を調べてください。お願いします。」
「じゃあ、俺は、医局に戻って、内科の部長に報告してくるわぁ・・・
何かあったら呼んでくれ―――」
皆が出て行き、2人になると幹江に話しかけた。
「幹江は、妊娠の事、気がついてたのか?」
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