第3章

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そして、電車は何駅かすぎて 京急川崎に着こうとしていた。 住宅街から京急蒲田より多いビルや 種類の多い賑やかなお店に 窓の風景が変化していく。 僕が通っていた高校の仲間や 街の景色と同じだな。 僕は上京して寮生活を始めた。 入学式の日に初めて寮から学校に行った。 寮から学校まで電車で2駅程で行ける近さだった。 満員電車に乗り、窮屈な体勢で数分を過ごした。 そして、僕が降りる駅で一斉に降りていく。 電車を降りて、階段を下ろうとする。 階段には多くの人で溢れていた。 この光景を初めて見て、僕は驚いた。 階段を降りて、改札に行っても人の往来が激しく これも初めて見る光景だった。
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