第3章

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僕は列に並び、1分後改札を通り抜け駅を出る。 僕の目の前に大きなビルが広がっていた。 こんなに多くビルを見るのも、朝からこんなに 人が往来する街も初めての光景だった。 今日は初物尽くしのような気がする。 始めていく道なので、とりあえず周囲を見渡す。 やっぱり同じ制服を着る高校生がいた。 その高校生について行く。 歩いていくうちに、大きなビルが減っていき ラブホやコンビニや生活必需品を売っている 店が見え始めた。 だんだんそれらも見えなくなってきた。 そして、街とは異質な建物が聳え建っていた。 高校生もこの建物に入っていった。 これが高校なのだと気づく。
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