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車内に足を入れてから身体を車内に入れた。
僕は感動していた。僕はこの日のために
生きていたのではないかと感じた。
電車の中は僕の心に反して閑散としていた。
僕は空いている席に座り、電車が発車するのを
待った。そして、音をたててドアが閉まる。
電車はゆっくりと動き出す。
僕の最後の青春の旅と共に。
僕は電車が動いてから1分が過ぎた頃に
窓を見始めた。
おそらく、人が多ければこんな事は
出来ないだろう。
僕は得意な鼻歌を静かに歌いながら、
子供に頃を思い出す。
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