第13章

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入院患者さんや外来の患者さんの担当医でもあるのに・・・ 今は別の医者がカバーしてくれている。 幹江が目を覚ましさいすれば――― 安心し戻れるんだがなぁ・・・ ガラガラ・・・ ドアを開け入るとベットの傍に。 「幹江、戻ってきたよ」 眠ったままの幹江の唇に“ただいま”の意味を込めて触れるだけのキスをした。 凄く久しぶりに触れたなぁっと思いながら―――残る感触に心が弾んだ。
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