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俺は1ヶ月近く眠っている、幹江の傍にいたから少し医局に向かった。
そんな俺に『先生、どうなされたの?』と気安く声をかける看護師を無視して歩く。
「先生ってばぁ・・・」
と、俺の腕を掴んできた。
「な、なんだ?」
「えっ、あの、今夜、夕食でも・・・どうですか?
院長のお嬢さん、目覚めないんでしょ?
いい気味じゃないですか?
北山先生がダメなら、須山先生だなんて・・・
先生も振り回されて迷惑ですよね?」
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