第14章

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頷くと――― 『だったら、早く戻らないと・・・ねっ』 微笑むと私を立たせた。 『僕が近くまで着いていくから』 ギュッと手を繋いできた。 そしてゆっくりと歩き始める。 光の前に来ると―― 『僕はここまでだよ。また、会おうね』 そっと私の背中を押して『ばいばい』と呟いた。
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