第15章

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「ほんとうなの?」 「あぁ」 俺は引き出しから、母子手帳を取り出し、渡した。 「信じられない・・・あっ、まさか・・・」 「ん?どうした?」 「な、なんでもないよ」 だけど、どこか穏やかな顔をした。 そして愛おしそうにお腹に手を持っていった。 「それから、言っておかなきゃなんだが―――」
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