第15章
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「・・・はい。だけど、この1ヶ月考えたんです。 そして両親にも伝えました。 俺、婿養子に入ります」 「ちょっと、徹」 院長も夫人も、俺の言葉に唖然としていて、幹江は動揺している。 「いいんだよ・・・幹江。 怪我して、3週間、子供も危なかったんだ・・・ 君も失うかもしれなくて、よく、考えたんだ・・・ その結果、俺は婿養子になろうって決めたんだ・・・」
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