第18章

6/10
前へ
/10ページ
次へ
「俺は院長宅に同居しようと思う。 院長夫婦は、当直の時に泊まればいいとおしゃった。 だけど、隣に立派なお屋敷があるんだ。 家賃や生活費を含めれば、勿体無いと思う。 それに病院の傍に住んでいれば、便利だと思うんだ」 俺が思っていることを伝えると――― 「お前の事だ、すべてに甘えるのではないだろう・・・ それに、幹江さんが安心するだろうから、いいんじゃないか?なぁ、母さん」 「そうね、生まれてくる子供為にはいいかもしれないはねぇ・・・ 子供達が小さいときは特に・・・」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加