第20章

7/11
前へ
/11ページ
次へ
「なぁ、幹江、納得してくれないか? パパも徹君も不安がないわけじゃない。 でも、不安を抱えたままよりは、良いと思う。」 「・・・うん」 いいたいことはわかる。 だけど―――― 聞いたばかりで、返事が出来ない。 「今はまだ、心音は力強い。でも、弱ってきてからじゃ、遅いんだ・・・わかってくれ」 パパは頼むと言っている。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加