第24章
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キレた俺にお袋が頼み込んでくる。 「葵のことで困った私達が、諦めさせるためにお願いした事なんだ・・・ すまなかった・・・帰って来てやって・・・」 おじさんも必死に言ってくる。 だけど、イライラが納まらない俺は――― 壮也を親父から奪い取ると幹江を連れて家の中に入った。 お袋は泣いている。 おばさんは葵に叱り、お花見もしらけたのだった。 兄弟達は追いかけてきて、何度も謝った・・・
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