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『徹ちゃん』と葵が声をかけたが無視した。
「芝居は疲れるな・・・なぁ、帰るか?」
「ううん、大丈夫だし、飲ませたら戻ろう・・・
徹も飲まないと・・・」
ほんとお前は・・・
優しすぎるだろ・・・
しばらく部屋で授乳をして戻ると、親父が手を出すから渡す。
『たくさん、飲んだか?』といいながら抱いている。
「かわいいな・・・徹君にそっくりね」
と、楽しんだが、俺は葵が幹江を睨んでいたのが気に入らない。
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