第33章

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飲みながらスマホをいじっている。 「きっと、兄貴、女だろうよ」 「ふーん」 「前の女の時と違うし・・・」 俺は初めてだしわからないが、満は見てきているもんな。 それぞれが飲み終えると、各自、部屋へ向かう。 “おやすみ”と言い合うと入った。 「幹江は知ってたのか?」 「なにが?」 『琢磨の女』と言うと、満の女に聞いたらしい。詳しくは知らないと言っていた。 いつもならおやすみのキスで、そのまま抱くが、抱けないまま、抱きしめると眠った。
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