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飲みながらスマホをいじっている。
「きっと、兄貴、女だろうよ」
「ふーん」
「前の女の時と違うし・・・」
俺は初めてだしわからないが、満は見てきているもんな。
それぞれが飲み終えると、各自、部屋へ向かう。
“おやすみ”と言い合うと入った。
「幹江は知ってたのか?」
「なにが?」
『琢磨の女』と言うと、満の女に聞いたらしい。詳しくは知らないと言っていた。
いつもならおやすみのキスで、そのまま抱くが、抱けないまま、抱きしめると眠った。
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