始まりの始まり

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「「「わぁぁ………」」」 前回はラブライブ予選の為に作詞作曲、衣装作りのために訪れた別荘。 自然の中に囲まれたその作り、その大きさはやはりいつ見ても圧巻だった。 「やっぱりすごいわねぇ…」 絵里が感心したようにつぶやく。 「ふんっ、わ、私が用意しようとした別荘だって負けてないんもんね!全く失礼しちゃうわ!」 「え!にこちゃんそれほんと?気になる気になる!!今度連れてってお願い!!」と無垢な瞳で興味津々な穂乃果 「え、えぇ…?え、い、良いわよ?そ、その、内連れてあげるのかなぁ…?」 「あれ?なんで最後が疑問系になっちゃってるんだろう?」 花陽の肩にそっと手を置く希 「花陽ちゃん、それは思っても言っちゃいけない、そういうスキルも重要。この世の理とも言えるんよ」 何かを悟ったような顔で伝えると 「そう…なん…ですね?は、はい!分かりました、そういうことなら!」 そう真剣に返事をした 「別にどうでもいいから早く中に入りましょう?皆荷物いっぱいあるんだから」 どうでもいいってなによぉ!とツインテールがぴょんぴょんと声を上げたが、構わず真姫が別荘を鍵を解錠し大きなドアを開ける。 「さ、遠慮せずに入っていいわよ」
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