0人が本棚に入れています
本棚に追加
天井には豪華なシャンデリア。
その光が反射して、部屋中が黄金色に輝いている。
彼女はなんというか、体育会系の女の子。名前だけ聞くと、男と誤解されるかもしれない。ボーイッシュな女の子である。
僕は西欧風の1室に案内されていた。
「どうも、はじめまして。私は、真青藍斗(ませいあいと)だ。SSK大の2年だ。よろしく」
「僕は白々中 公 といいます。本日からこちらでお世話になります。」
「白々中 公… いやはや、とても面白い名前であるな。
さておき、今日から君はこの部屋で生活してもらうことになる。
注意してもらう点は……そうだな。
物を壊したりした場合は自己負担だから、その点のみよろしくな。
では、僕はランニングにくとでもしよう。
キミもどうかな?」
ハツラツとした笑顔で彼女は問うてくる。
運動には自信があるから、僕は快諾した。
いや、してしまった。
最初のコメントを投稿しよう!