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「聞こえねえよ!!」 「っ...」 教室に怒号が紛れた声が響き渡る、どうやら武蔵野が一方的に伊勢崎を罵っていたところを彼が反発したことで彼は怒っていた。 「反抗なんて許さないからな?」 「が...ああ...」 既にボロボロの体に止めをさすように伊勢崎を踏みつける。 「...な」 「あ?」 「ふざけるな...!!人が抵抗しないと思ったら調子乗りやがって...!!」 「反逆してんじゃねえ...よ...?」 伊勢崎は懐に隠し持っていたサバイバルナイフで武蔵野の手を斬りつけた。 「あ、あああああああ...!!」 「ちょっと怪我したぐらいでビビりやがって...」 「お前、自分が何してるのか分かってるのか!?お前達の犯罪写真を警察に届けて良いんだぞ!?」 「もう好きにしろ、どうでもよくなった」 三人は完全に我慢の限界が来ていた、伊勢崎が先に行動に出ると田上と小渕も続いて隠し持っていた刃物を出した。 「お前達だけは許さない、どうせ2年ぐらい少年院出れば社会復帰できるんだ...」 「おい、待て...よく考えろよ...」 「...」 伊勢崎、田上、小渕、彼らは既に洗脳済みだ。 私が洗脳して彼らの感情を機械にした。 もう彼らには、自分達を侮辱したクラスメイトに対する復讐心しか感情という感情はない。 そして誰か一人が行動に移ればすぐに壊れる、B組のクラスでは殺戮ショーが始まり学級は完全に崩壊する。 私の勝ちだ、今ここで第一の条件が果たされようよしている___ 「「「殺す、殺す、全員殺す」」」 「待て、俺達が悪かったから...刃物を捨ててくれ...」 「この程度の痛み、どうってことないだろ...?」 「ひ...」 伊勢崎が武蔵野に襲い掛かろうとした時、教室のドアが勢いよく開いて三人の気を逸らした。 「おいおい、修羅場真っ最中かよ...」 「なっ...何で上条がここに...!?」 不登校になったはずの彼の突然の訪問にクラス全員が驚きを隠せないでいた。 「何でって、ここは俺のクラスで間違いないはずだけど」 「よくノコノコと帰って来たな、お前の居場所はもう何処にもないぞ?」 「なら作るまでだ、ついでにこのクラスごとまとめてやる」 すると翔介は死んだ多村の席に一輪の花を置いた。 「B組の皆、今から俺の言うことは全て真実だ、どうか最後まで聞いて欲しい」
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