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「どこに続いている…? ここは、せん、めんじょ……?」
ゴクリ……。思わず生唾を飲み込む。
洗面所の電気をつけて尚も続いている血の跡を辿っていく。
その跡はところどころは消えそうになりながらもバスタブへと続いていた。
シャワーカーテンは閉まっている。しかし、血の跡がその場所まで続いているという事は……
ーー シャッッッ……!!
俺は勢いよくカーテンを開けた。
「うわぁぁぁぁぁっっっ!!」
ーー ピンポーン!!
バスタブの中には血だらけの女性の姿がある。
散々引きずられたであろうその身体は、自分自身の流した血で服も身体も全て真っ赤に染まっていた。
ーー ガタン……ッ!!
俺は反射的に洗面所から飛び出した。
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