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「そうだな。とっておきの罰ゲームを」
やがて両膝を立てさせると
軽く足を開かせる。
「罰ゲームって……?」
アイマスク越しにだって分かる。
無防備な格好の僕を
まじまじと注視している熱っぽい視線。
「罰ゲームは罰ゲームさ」
開き直ったように
王様は言った。
「とびきり痛いことかとびきり恥ずかしいことか――」
「なっ……!」
だから
安請け合いは禁物だと言ったんだ。
「安心しろ。どちらがいいかは選ばせてやる」
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