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「ああ、使ったのはここだけじゃないな」
あたかも
今思い出したかのように言いながら。
「征司お兄様っ……」
まさか――。
そのまさかだ。
「イヤッ……!」
次に何をされるか分かった僕が
逃げ出さないうちに――。
「こっちも冷やしてやった方がいい」
征司は素早く
僕のエプロンの紐を引き。
「アアッ……ヤアアッ……!」
腰を押さえて。
「奥の奥まで」
氷の欠片を
ゆっくりと僕の体内に押し込んでいった。
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