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「何を賭けるの……?」
征司はクスリ笑うと
震える僕の唇を指先でなぞりながら。
「おまえが勝ったら形勢逆転だ」
「つまり?」
「ここにいる間中、俺がフリルのエプロンでおまえに奉仕を」
「まさか!」
冗談か本気か。
想像もつかないようなこと。
「いいや。約束は守るさ。俺をメイドだと思って何でも好きに命令すればいい」
「それじゃ……僕が負けたら?」
今度はおそるおそる口に出す。
「おまえが負けたらか――」
言うと
エプロンの下。
「ンッ……」
征司は手を忍ばせて
支配的に僕の内腿を鷲掴みにした。
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