要らないモノ

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僕が、生まれ育った街―――東京 別に、特別な感情もなく。 よって、この故郷に恋をしてる訳はない。 どちらかと言えば、いや。どちらと比べる理由も無いのだろう. そう。僕はこの街が嫌い。 朝は込み合い 肩はぶつかり、互いにぶつかったのにも関わらず まるで、僕が一方的に悪いかのように睨みつける。 そんな 人の汚い所だけが右往左往している大都市東京 時に人は言う。そんなことは無い、此処はいいとこだと。 ソの問にたいして僕はこう応える 全ては作れてしまう。 優しさも、悲しみも。 よってそれは偽善だと。 偽物、だらけの街東京。 僕はこの場所、この世界が大ッ嫌いだ。 時に人は言う 産まれてきたことに意味があるんだよ。と、 正直意味がわからない。産まれてきたこと意味がある? こっちは頼んでなんかいない。 誰かと誰が勝手に、行った行為で出来ただけだろ。 それじゃ、家畜に、同じ事を言えるのか。 殺される為に産まれてきたんだよと。 生まれて死ぬ事すら 人に決められた命。 そんな事すら考えもせずに、 かっこいい言葉を並べる偽善者。 そんな生き物が行き交う東京―――いや世界が嫌いだ こんな世界。すべてなくなってしまえばいい。僕を含めて 消えてしまえばいい ―――――それなら一緒に壊すかい?
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