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―――――ピピピピッピピピピッ。朝6時を告げるベルが鳴る。
憂鬱だ、誰が云ってたな。朝が来る幸せを感じようって。
僕はそうは思わない。いや、思いたくない。
ひねくれた考えと思われてもいい。
そもそも一日と言う概念が存在すら、しなければ
何かに追われることも、
何かに焦ることすらない
人は勝手に一日と言うスケジュールの中で
息をし生きている。
29日の日が登り29日の日が落ちる。
そして29日の日がまた登る。
日にちが経つ事さえ無くなれは。
―――――それは、残念ながら、、ち、、よ。
勝手に、鼓膜からではなく
脳内に入って来る、、また幻聴か。
途切れ途切れ聴こえてくる女性らしき声。
ここ最近 やたらに聴こえてくる。
正直いって気味が悪いが。
他人に話せば、その言葉は
君が気味が悪いと言う返答になるのは手に取るように分かってしまう
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