0人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな事を勝手に、自問自答をしているせいで
朝起きた理由を忘れそうになっていた。
何かのせいにして、勝手に、言い訳をして。なんて事すら自問自答する。
――――学校か。。
ため息混じりに出た言葉。
正直行きたくない、実のところまったく好きじゃない、
が、、俺には行かなきゃいけない義務がある。
理由がある。
目を覚ますために
カーテンを開けば気分がいい程の日光が部屋へと射し込んできた。
徹夜だったせいか、その光は、自分が吸血鬼何ではないかと思うほどに
辛く突き刺さる
(眩しいな、目があかねぇ。。顔あらってこよ)
独り言、歩ききしむ音がむなしく響く
鏡を見て、日課のように顔を叩く
まるで儀式のような行動、いや、僕にとっては儀式みたいなものか。
冷水で豪快に水をすくい、顔に叩きつけるかのように
洗う。別に、ドMではなく、あくまで儀式。だと思いたい
顔を拭き、一部屋しかない六畳の個室に戻る。
いつもと何も変わらない行動だ。行動のはずだった。
――――そう、思っていた。思い込んでいた。ただ、ただ結果はあくまでも結果を産んだ。この結果を
最初のコメントを投稿しよう!