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「竜樹、今日どっかよる?」
「なんで」
「時間あるから、じゃん?」
「どこでも、千尋の行きたいところでいいよ」
「じゃあ、デパートでも行くか。服、そろそろ買いたい」
「おっけー」
それと同時に、帰ろうとした時だった。
「藤原と、一ノ瀬だよね?これからどっか行くの?」
「デパートに。」
千尋がそう答えると、そこにいる二人は満面の笑みを浮かべた。
「僕らも一緒にいい?あ、僕は火野未来(ひの みらい)」
「俺は立花雫(たちばな しずく)よろしく。」
火野未来、可愛い系、弟とかにしたら可愛い、明るく元気なやつ。一人称が僕。
立花雫、紳士で優しく包容力がある、大人びたやつ。
それに、俺の幼馴染、藤原千尋。面倒見がよくぶっきらぼうな口調になるときも。優しいやつ。
そして俺、マイペースで自分のペースで動く。
この四人が、いつメンとなるのだった。
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