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これから何処に逃げようかと歩きながら考えていた二人だがお互いのスマホが鳴る、メッセージがディスプレイに表示されている
『生きてるか?』
『生きてたら俺の親父の病院に集合!!』
もう1人の友人のカケルからのグループトークだった
「カケルも無事みたいだな!」
アキラの表情が明るくなる
「カケルの親父さんの病院か、向こうの山だけどこのまま行ける場所だったよな」
カケルの病院は周辺に高い塀がありドアは珍しい手動だし、外にある非常階段も勝手に入れない
確かに逃げ込むにはいい場所だ!
『カケル!そっちの状況は?』
『よかった、返事来て今窓から見て不審なやつは居ない近くにいたら早く来いよ!』
このメッセージのあと圏外になり返事を送信できなかった
「とりあえず急ごう!」
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