別れ

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「うわ、本当に美人。」 横で美嘉が驚いている。 私はもっと驚いていた。 「…あれ、うちのお母さんなんだけど。」 私がボソッと呟くと、三人揃って、えっ?!っという顔で私を見た。 「え、若過ぎねぇ??」 お母さんは見た目よりも若く見えるから、そうおもうのも仕方ない。 とゆーか、そもそも若い。 お母さんは私を20歳の時に産んだから、今34歳。 その後もしばらくお母さんのことを褒めてくれるから、私は嬉しくてつい顔がにやけてしまった。 私の自慢のお母さんだ。 アイスもとても美味しくて、帰り道はいつものように同じ家の方向同士に分かれた。 もちろん幼なじみの2人は家が近いため同じ方向。 私と翔は若干方向が違うけど、いつもより遅くなったから、と送ってくれることになった。
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