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「それで貴方の名前は?」
士郎はお茶を少女の目の前に置くと席に座り訪ねる
ソファにぎごちなく座っていた少女はハッとして答えた
「すみません自己紹介が遅れました。わたしの名前は如月ミオです」
如月 ミオ(きさらぎみお) 16歳
セミロングだが活発な印象を与える子であり、[黎明女子高等学校]に通う二年生だ
なぜ探偵とは無縁の高校生が訪れたのだろうか?
「では如月さん、話を聞きましょうか」
士郎は首を傾げ訪ねる
ミオは両手を組みぎゅっと握ると、やや躊躇いながらも話し始めた
「私の友人の事です・・・・・・」
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