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如月ミオの友人に一人の少女がいた
名前は浅川 曜子(あさかわようこ)
見た目はおとなしいが自身の意見をはっきりと言う少女だ
高校は違ったが、ミオとは小学校時代からの付き合いで仲も良く、気心知れた関係で両親や学校の友人や先生との関係も良かった
非行に走ったりしない少女だったのだが、一ヶ月前突然いなくなる
彼女の両親が一日中探したが見つからなく、警察に捜索届けを出したその日の七日後―――
―――無惨な死体となって見つかった
13階建ての高いマンションから墜ちた為か、彼女の顔はぐしゃぐしゃに潰れて以前の見る影は無い
身体は四肢が有らぬ方向に曲がり、脳髄や内臓が辺り一面に飛び散り、真っ赤な血がアスファルトを染める
まるで紅い華が咲いているかのように
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