言霊は人生を創っていきます

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大きな街にある小さな倉庫でお父ちゃんは働くことになりました お父ちゃんは正社員ではなくて臨時労働者として働くことになりました 臨時労働者とはある期間内だけ働く社員のことです でもいつでも首にされやすい立場の弱い存在でした 正社員の人の前でお父ちゃんは挨拶をしました 「はじめまして!一生懸命頑張りますので宜しくお願いします!」 お父ちゃんは短いながらも希望を込めて初日の挨拶を済ませました でもその希望が失せていくのには、さほど時間はかかりませんでした お父ちゃんの職場は荒んでいました 不平・不満・悪口を言う人が多かったのです 妬みや恨みを抱いている人も多かったのです どこの職場でも不平・不満・悪口を言う人はいます ただお父ちゃんの職場では、異常に多かったのです でもそんな人たちを注意する人がいませんでした 社内はバラバラになってみんな好き勝手なことを言っていました 働いていることに感謝する人はいなくて、いつも会社の悪口か他の人の悪口ばっかり言う人が多かったです
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