1章~出会い~

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ある日の僕のお話を紹介しましょう ずっと昔のお話です あるところにスピリアートという旅人がよく訪れる国がありました。 国の王様はとても気品高く良心的な王様でした。そしてお妃様は上品で王様と同じく良心的でした。 そんな国の中心部から少し離れたところに、養護施設がありました。0歳から20歳までを養護する場で、中には色々な事情を抱えた子供がたくさんいた。 その中の1人、トワ・オリゾン(16)が僕。 両親は病気で他界し、町で虚ろになっているところに、養護施設で働くターナという女性に連れていかれた。 そして、施設に入って奥にある部屋に案内された。 ターナ『あなたの名前は?』 「…トワ。トワ・オリゾン…」 ターナ『トワくんね。今日からここで私があなたの面倒を見るわ。よろしくね』 そういってターナは僕にパンやスープなどを用意してくれた。
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