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ある日の僕のお話を紹介しましょう
ずっと昔のお話です
あるところにスピリアートという旅人がよく訪れる国がありました。
国の王様はとても気品高く良心的な王様でした。そしてお妃様は上品で王様と同じく良心的でした。
そんな国の中心部から少し離れたところに、養護施設がありました。0歳から20歳までを養護する場で、中には色々な事情を抱えた子供がたくさんいた。
その中の1人、トワ・オリゾン(16)が僕。
両親は病気で他界し、町で虚ろになっているところに、養護施設で働くターナという女性に連れていかれた。
そして、施設に入って奥にある部屋に案内された。
ターナ『あなたの名前は?』
「…トワ。トワ・オリゾン…」
ターナ『トワくんね。今日からここで私があなたの面倒を見るわ。よろしくね』
そういってターナは僕にパンやスープなどを用意してくれた。
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