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トワ「ビル・スピカ…」
絵本を見つけたあの日からその絵師ビル・スピカが気になって気になって仕方なかった。
ビル・スピカを知ってる人はいないものか聞いて見たものの、知らないと答える人ばかりだった
ターナ『トワ~?』
トワ 「なに?」
ターナ『明日、国王様の生誕祭だから町に出掛けない?』
トワ 「町?行くの?」
ターナ『やだ?』
トワ 「行く!」
そして、ターナと町に出かけることにした。
あっという間に明日という日は来て
町に出る時間になった。
ターナ『今日はちょっとおしゃれな格好してこっ!』
トワ 「面倒だよ…」
ターナ『だめ!生誕祭!』
トワ 「わかったよ…」
ターナに文句を言われ出来る限りのましな格好を選んだ。
ターナ『さっ!行きましょ!』
二人で町に出たたくさんの出し物を見て回った。
ふと目に入ったふらふらとまるで浮幽霊のように歩く少年がいた。
??『…ゎ…で…』
ぽつぽつとなにかを呟いているようだった。
気になってあとを追うことにした。
そして、ある角を曲がろうとしたそのときだった。
??『うっ…』
トワ「ちょっ!」
いきなり崩れ落ちた
トワ「大丈夫ですか?!」
??『お腹減った…』
トワ「えっ?(そんなことかいっ!)」
そして僕はターナを呼び二人で少年を養護施設へ案内した。
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