1章~出会い~

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トワ「ビル・スピカ…」 絵本を見つけたあの日からその絵師ビル・スピカが気になって気になって仕方なかった。 ビル・スピカを知ってる人はいないものか聞いて見たものの、知らないと答える人ばかりだった ターナ『トワ~?』 トワ 「なに?」 ターナ『明日、国王様の生誕祭だから町に出掛けない?』 トワ 「町?行くの?」 ターナ『やだ?』 トワ 「行く!」 そして、ターナと町に出かけることにした。 あっという間に明日という日は来て 町に出る時間になった。 ターナ『今日はちょっとおしゃれな格好してこっ!』 トワ 「面倒だよ…」 ターナ『だめ!生誕祭!』 トワ 「わかったよ…」 ターナに文句を言われ出来る限りのましな格好を選んだ。 ターナ『さっ!行きましょ!』 二人で町に出たたくさんの出し物を見て回った。 ふと目に入ったふらふらとまるで浮幽霊のように歩く少年がいた。 ??『…ゎ…で…』 ぽつぽつとなにかを呟いているようだった。 気になってあとを追うことにした。 そして、ある角を曲がろうとしたそのときだった。 ??『うっ…』 トワ「ちょっ!」 いきなり崩れ落ちた トワ「大丈夫ですか?!」 ??『お腹減った…』 トワ「えっ?(そんなことかいっ!)」 そして僕はターナを呼び二人で少年を養護施設へ案内した。
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