第4章 執行者と勇者たち

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「じゃー龍也の周りに女がいるのは昔からで?」 立て続けに質問をされるが、明らかに次の質問は俺に対してだから龍也に答えさせるわけにはいかない。 「あー、今思い返すとかなり前から女連れてたなー。本当世界中の男の敵」 「俺はちゃんと断ってた筈なんだけどな…」 「結果そこにいやがるんだから意味はねーって事ですよ」 龍也がしっかり拒絶していた事を伝えるが、トーカは厳しい判断を下す。 っというか何故いつの間にか説教のような流れになっているんだ? 「まー良いですよ、少し気になっただけなんで。じゃーウチは帰るんでもうアンタさんは諍いを起こさないで下さいよ」 結局何が気になったのかは言わずに、彼女はそう言って帰って行った。 何故か俺の方を見て釘をさしてきたが。 何か凄いキャラの濃いやつだったな。 その2日後正式に学校の方から無事に合格したという書類が王城に届き、その書類を受け取りに行き俺たちは驚いた。 俺の書類に書かれた『主席』という文字に。
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