第5章 執行者と愉快な仲間達

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「そもそも何で俺の部屋で脱いでたんだ」 「それに関しては私が」 突然声が聞こえたと思ったらドアが開いて、王城で俺の魔力を測ってくれたクールメイドさんが保健室に入ってきた。 「ユウマ様、お久しぶりですね」 「1週間くらいしか経ってませんけどね…。それであなたが関係してるって言うのはどう言う事なんですか?」 「ユウマ様、あなたは客人で私は使用人です。年も同じの様なので敬語は入りません」 えっ?同い年? う そ だ ろ その見た目で17かよ、異世界ありえねー。 「ユウマ様?どうかいたしましたか?」 「…いや、何でもないから話を続けてくれ」 まあ敬語がいらないと言うなら無しで良いだろう。 やはり異世界では常識はことごとく通じず、少々頭痛がしてきたが話の続きを促す。 「申し訳ありません。実は私がレイ様に間違えてユウマ様の部屋を教えてしまったのです」 「だから鍵が開いてたのか…」 確かにこれから人が入るとは言え管理人が開けっ放しは流石にないか。
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