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野菜の収穫 ２０２１年１１月９日
わたしが畑をやりはじめて５年目。
土づくりからはじめて、５０種ほどいろいろためして、
それでできるもの、できないものも見えてきた。
ただし、わたしは種とか苗を植えたら、
ほぼ、勝手にできるものしか作りたくはない。
野菜作りの年寄りからすれば、
このぉ、若いのに楽することばかり考えよって、
と、思うかもしれない。
が、わたしたちの暮らしは、いかに楽することを念頭に、
道具とか、工夫とかやり方を考えているのだ。
トラクターとか化学肥料なんて、楽して農業をするもの。
実際、わたしは野菜のすべては土できまると知った。
そこまで試してみて、たどりついた。
たとえば、わたしはサツマイモを３年連続でつくっている。
これは土をふかく掘って、石などをとって苗さえ植えれば、
あとは勝手にイモができるのだ。
しかも肥料はいらない。さいしょの水だけだ。
苗１０本４００円で、イモがザルで２杯ぶんはとれる。
スーパーで細いイモ３本で２５０円ほどするのだから、
わたしのはその３本で１本のイモのおおきさだから、
１本８００円相当のものがたんまりととれるのだ。
およそ、かるく１万円以上の価値が生まれることになる。
これを、わたしと母のふたりでは食べきれないから、
知人や姉にくれる。
サツマイモをもらって困るひとなどいない。
保存もきくし、おやつにも、おかずにもなる。
しかも、サツマイモをつくるために深く掘ったことで、
畑そのものが生まれかわるのだ。これもひとつの経験で知った。
ことし作った野菜。
トウモロコシ。ジャガイモ。ホウレンソウ。
カボチャ。インゲン。キャベツ。長なす。丸なす。
白菜。サツマイモ。
そうだ、サツマイモをみて、思いついた。
こんどは干しイモをつくってみよう。
ちなみに、写真はその野菜のいくつかだ。
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